アドバンスコースではヘッドとフェイスマッサージも学びます。
1か月間あるアドバンスの中でヘッド&フェイスを学ぶのは1日と、ホットストーンや指圧等に比べて時間数は少ないですが、体は1枚の皮膚で繋がっていますので、頭皮や顔面のマッサージもとても大事です。顔は全身で一番筋肉が多く付いているところですし、頭皮をケアすることによりお顔のハリを取り戻すリフトアップ効果もあります。
ヘッドマッサージを学ぶ
指圧の授業でも頭のツボを習いましたが、このクラスでは顔や頭部を刺激して血行やリンパの流れを促進させ、緊張やコリをほぐすような目的のマッサージを学びます。
不快な痛みにならないように髪の毛を引っ張ったり、生え際をゆっくりジグザグしたり、指でガッシリつかんたり。モデルになってヘッドマッサージを体験してみると、弱めの圧だと物足りないし、強すぎると痛い!ちょうど良い圧の加減が難しく、人それぞれ好みもあるなと思いましたが、自分で実際にやってみると、大体の場合はしっかり力を入れてほぐして大丈夫だと徐々に分かってきました。
最後の仕上げにかかせない手技
頭を傾けて後頭骨を意識してほぐす手技があるんですが、頭全体をマッサージされている感覚があって自分自身がマッサージされて大変気持ち良くてお気に入りです。最後の仕上げはヘッドで学んだ手技や指圧と組み合わせて、私のロミロミの最後の仕上げにかかせない手技となりました。
全身をマッサージする60分や90分のコースでは最後にヘッドマッサージをして終了となります。ヘッドマッサージに入ると突然いびきをかいて眠られるお客様が実習ではとても多かったなという印象があります。私がマッサージを受ける側でも、しっかりヘッドをほぐしてもらわないとマッサージが終わった気がしないですし、頭を触られるのは最後に一番リラックスできる瞬間かもしれません。
フェイスマッサージを学ぶ
オイルを付けてのマッサージはではなく、オイルを使わないドライマッサージの手技を学びます。解剖学で学びますが、顔の筋肉や骨はとても複雑でたくさんあります。また敏感な場所なので、強すぎたりしないよう圧にも十分気を付けながら丁寧に行います。フェイスマッサージはこれまであまり受けたことがありませんでしたが、実際とても気持ち良く、口や目の周りなどは良く動かす部分でもあるので当然疲れてますし、目の疲れが頭痛の原因にもなったりするので、フェイスマッサージをしっかり取り入れて差別化をするのも良いなと思いました。ただお化粧が崩れたくないという女性のお客様もいると思いますので、事前の確認やオイルを使わないことのご説明等も必要ですね。
まとめ
ヘッドやフェイスは全身のマッサージからするとたかだか数分ですが、終わり良ければすべて良しという言葉もある通り、ヘッドマッサージが良ければマッサージ全体の印象も良くなります。もちろんその逆もあるので、マッサージの最後まで気を抜いてはいけませんね。