椅子に座ったままマッサージが受けられるチェアマッサージを学びます。オイルを使用しないのでドライマッサージになります。
チェアマッサージとは
服を着たまま椅子に座った姿勢で施術が受けられるお手軽なクイックマッサージで、体のダルさが少ないのが特徴になります。ベッドで長時間うつ伏せになるとどうしても鼻が詰まってしまうことがあります。私も授業でモデルをしている間中鼻が詰まっていました。うつ伏せから仰向けになったら鼻づまりは解消されますが、マッサージが終わって起き上がるとボーッとすることやフラフラすることもありました。
うつ伏せにならないチェアマッサージはそれがなく、モデルをしていてとてもスッキリ終われたのが気に入っています。
ロミノハワイマッサージスクールにはいくつかチェアマッサージ用のイスがあり、授業が始まる前に教室にセットして行います。
普段は折りたたんでケースに収納されており、一瞬ギターケースの様に見えますが、とてつもなく重いです。マッサージベッドと同様に組み立てて、自分にピッタリくる位置に合わせます。
応用できる知識
アドバンスコースで学ぶチェアマッサージの時間は8時間なので日数にしたら2日間で学びますが、首、肩、背中、腰といった背面はもちろん腕や足までしっかり全身のマッサージができる一通りの手技を習得できます。また学ぶ順番として指圧の授業を受けたあとにチェアマッサージの授業となりますので、しっかりツボの位置を理解して施術ができるので効果的なマッサージができます。
チェアマッサージって楽ちん!
お客様は着替える必要がないので、例えばスーツを着たままのサラリーマンや、ストッキングを履いたままのOLさんなど、仕事の合間のちょっとした休み時間を利用して、サクッと疲れを取ってリフレッシュしてもらうのにちょうど良いマッサージだと思います。女性の方はメイクが崩れる心配もいりません。授業ではチェアマッサージ専用の特別なイスを使って学びましたが、普通のイスでもクッションを置くなどして行えるので、手軽に出張できるマッサージになりますね。
指圧の授業と同様に服を着たまま行いますが、服が傷まないよう薄手のタオルの上からマッサージをしていきます。私は日本からいろいろなタイプのタオルを持参していました。一般的なタオル生地のものからマイクロファイバーのようなふわふわな生地のタオル、綿100%の手ぬぐいなどなど。ドライマッサージの実技を行うときは手ぬぐいが一番マッサージしやすくとても活躍しました。