学科の授業は合計で60時間学びます。ハワイ州のマッサージライセンステストを受験する為にハワイ州が定めている必要な時間数は50時間ですが、ロミノハワイマッサージスクールではもし何かあり授業を落としてしまっても足りるように、またもっとしっかり学べるように少し多い時間数に設定されています。
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60時間の解剖学の内容
実際に授業を受けてみるととても興味深くて面白いので、もっと学びたいなと授業を受けて理解が深まるにつれて興味が沸いてきました(理解するまでは大変なこともありますが(笑)。60時間の学科と100時間の実技を約2か月で修了するよう進めていきます。授業初日に配られるシラバス(時間割)にいつ何を学ぶのか記載されています。
マッサージ理論や衛生管理、病気についてや、解剖学では人間の体はいくつかの器官・システムに分かれているので、以下のような器官にごとに、スケジュールに沿って学んでいきます。
解剖学で学ぶ項目
- マッサージのベネフィットや禁忌事項
- 衛生管理
- 身体力学
- 病理学
- マッサージの基本手技
- マッサージと医療専門用語
- 外皮系
- 骨格系
- 筋肉系
- 循環器系
- 神経系
- リンパ系
- 呼吸器系
- 消化器系
- 泌尿器系
- 内分泌系
- 生殖系
- ハワイ州の法律
座学では常に2冊の分厚い教科書と解剖学のカラーブック、それを色塗りするための色鉛筆とハンドアウト、重要な部分をハイライトするためのマーカーなど筆記用具やノートが必需品になります。
教科書は英語ですが、授業は日本語で説明してくれます
教材は全て英語ですが、授業は日本人の先生が日本語で説明してくれます。教科書の内容全てをカバーすることは難しいので、大事なポイントを要約してまとめてくれたものが学校から配られるハンドアウトになります。
ハワイ州のマッサージライセンステストを受験するためには当然のことになりますが、分かってはいてもやはり難しい。ロミノハワイマッサージスクールは英語を学ぶ学校ではなくマッサージを学ぶ学校なので、基礎の英語力は自分自身で底上げしなくてはなりません。
いつ何の授業内容なのかはシラバス(時間割)で把握できているので、次の日に学ぶハンドアウトのページをチェックして、分からない単語を全て事前に調べておきます。
全て訳すまではできなくてもある程度これをするとしないとでは当日の授業の理解度が全然ちがいます。聞いたことがない単語を知っているだけで一気にぐんと理解度が上がるので、事前に単語を知っていることで、先生の解説に対する「ハテナ」のレベルが上がり、授業中にしっかり質問することもできます。
座学のクラスの最後にはその日に学んだ内容の練習問題が10問
座学の授業の最後には毎回、その授業で学んだ内容の復習として練習問題を解きます。
たった10問のクイズですが、限られた時間内に全て解くのは案外難しくて追いつかないときもあれば、ハンドアウトやテキストを見ながら解いているのに間違えてしまうときもあります。
間違えてしまったものは答え合わせで正解を確認できますが、何故間違えてしまったのか、英語の質問が理解できなかったのか単純ミスなのか、しっかりその日のうちに復習までできると同じ間違えをすることがなくなると思います。
後から感じた反省点
そうなると、毎日予習と復習をしなくれてならなくなるので、けっこう大変でした。
夜眠くなってしまい毎回完ぺき予定でしたが、途中で断念してしまいました。私はどちらかと言えば授業についていけるよう学科の授業がある時期は予習をメインに勉強をしていましたが、テスト勉強を始める頃に全ての復習から始めようとすると大変だったので、この頃にもっとしっかり理解を深めておけば良かったな、、と少し反省しました。
復習のアドバイス
最終的にライセンステストの試験勉強の時に座学のクラスの復習をしているかで進み具合が全く変わってきます。復習に時間を割くのも試験勉強のうちだと思いがんばりましょう!
座学のまとめ
60時間と聞くと多いような少ないような、、初めは授業について行くことに必死で、英語を理解することにいっぱいいっぱいでしたが、気が付けばあっという間でした。
テキストの内容だけじゃなく、その内容に合わせた先生の豆知識などの解説も楽しくて、それで覚えることもできたりしたので、いろいろ工夫して教えてくれた先生に感謝です。