ロミロミ留学の授業内容

スウェディッシュマッサージを学ぶ|実技クラスの前半

スウェディッシュマッサージ

ライセンスコースの実技の授業ではまずオイルマッサージの基本となるスウェディッシュマッサージを学ぶところから始まります。

マッサージにはオイルを使用しないドライマッサージもあり、指圧やあんま、タイ古式マッサージなどもあれば、オイルを使用するマッサージにも様々な種類があります。
ロミロミもその一つで、その他にはインドネシアのバリニーズマッサージ、英国式、台湾式などがあるリフレクソロジー、リンパドレナージュなどがあります。

スウェディッシュマッサージとは

スウェディッシュマッサージは現代のオイルマッサージの源流と言われており、筋肉療法として構築され、心と体を癒す健康法として様々なマッサージの基本として世界で認知、発展を続けている、スウェーデン生まれの医師によって約200年前に誕生したマッサージだそうです。

オールハンドの手技でオイルを使い、ゆったりとしたリズムで筋肉をほぐしていき、全身の疲労や筋肉のコリを取り除く効果があるだけでなく、免疫力アップやホルモンバランスを整えるなどの効果も期待できるのだとか。

座学の授業が活きてくる

まずスウェディッシュの実技が始まる前に、座学のクラスでマッサージの基本を学びました。施術者の体重移動や効果的な圧のかけ方といった身体力学を始め、クライアントのプライバシーを守り保温などの目的があるドレーピングのテクニックや、うつ伏せ・仰向けの際にクライアントの体に負担がかからないようボディーサポートの使い方などは既に数日前に勉強済み。

椅子に座り教科書を読んでいるだけではピンと来なかった内容も実際に実技で実践することによってより理解が深まります。

学科の授業で習ったことが実技のクラスで行かされるようなシラバス(時間割)になっていますので、実技の授業は思っていた上に楽しかったです。学科と実技の組み合わせでより理解を深めて、効果を実感してもらえるマッサージを学べるのがロミノハワイの学科と実技の特徴です。

スウェディッシュマッサージの技法を学ぶ

授業ではどういった種類の手技があるのかも学んでいきます。エフララージ、ペトリサージュ、タポートメントといったフランス語のような呼び方をします。別名ではストローク、ニーディング、パーカッションといったりもするそうです。

アプローチしたい筋肉に対してどのような手技であれば効果的なのか、実際にマッサージをしながら習得していきます。ここでも座学で学んだ筋肉の知識が活きてきます。知識がつけばつくほどマッサージをするのが楽しくなっていきます。

スウェディッシュマッサージの授業の進め方

  1. 先生のデモンストレーションを見る
  2. ハンドアウトにポイントを書き込む
  3. 自分がスウェディッシュマッサージをする
  4. スウェディッシュマッサージを受ける

 

先生のデモンストレーション

学科だけでなく、実技にもロミノハワイオリジナルのハンドアウトがあります。まずはハンドアウトを確認しながら、先生がデモンストレーションをしてくれます。マッサージはするだけではなく実際に受けてみて、どういうマッサージなのかを感じることも大事です。先生のデモを受ける時は至福の瞬間ですが、生徒さんのモデルになると先生のマッサージと近いのか違うのかを的確に説明しなければなりません。しっかり効いてほしいところにちゃんと入っているのか、または外れてしまっているのかを感じることも勉強です。

スウェディッシュマッサージ施す・受ける

自分がマッサージをする、反対に受ける、そのどちらでもなくそれを見る、という第三者の立場だと、先生が一つ一つの手技に対して説明してくれるポイントをメモに取ることができるし、その手技を行う施術者の姿勢や腕の角度、クライアントに対する体の向きなどを客観的に見ることができるんです。

スウェディッシュマッサージの流れ

まず基本となる背面、背中の広い面からマッサージは始まり、肩回りから腕などへのアプローチの次に足の裏面をしてから仰向けになり、足の表面、腕、デコルテ、頭で一通り全身のマッサージが終了となります。

実はマッサージ自体あまり受けたことがなく、数少ない受けたマッサージのなかでもロミロミだけしか知らないマッサージ初心者中の初心者である私はモデルとしてスウェディッシュマッサージを受けてみた気持ち良さ、施術する側としてスウェディッシュマッサージのすごさに感動の連続でした。

まとめ:大変だったこと

大変だったなと印象に残っているのはたくさんある手技の順番を覚えるのに苦労しましたが、ドレーピングテクニックを習得するのにも苦戦しました。マッサージ以前にとても基本的で大事なことで、ここをしっかり押さえることでマッサージの範囲も決まってきます。
クラスメイト同士、時間があるときは実技の授業が終わったあとそのまま教室に残り、ドレーピングの自主練習をしました。何度も何度も繰り返しそれだけを練習することで、スムーズにできたりコツを掴んだりしながら、クラスメイト同士で勉強し合うとても良い時間も持てました。

ABOUT ME
Satoko
2014年からロミロミ留学アドバイザーとして仕事をしてきました。皆さんにロミロミ留学の魅力をお伝えしているうちに私自身もロミロミ留学をしたいと思うようになりハワイ留学を決断し、2017年から2018年の約1年間ロミノハワイマッサージスクールへ留学してきました。現在は日本に戻ってきてアドバイザーとして実体験をもとに相談に乗らせて頂いたり、アドバイスをさせて頂いています。
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