留学しようと決心したら、まずは渡航までの全体的なスケジュールを立てて計画的に準備を進めようと思いました。仕事をしながら留学準備をするとなると、空いてる時間は限られています。出発3~4か月前だし余裕があるからまだまだ大丈夫!と思ってのんびりしていたら、ウッカリ忘れていた!今から動いても間に合わない!なんてことになってしまうかもしれません。約1年間の長期留学は1~2週間のハワイ旅行とはワケが違います。いつもギリギリにならないと準備を始めない自分の性格上、日本を発つまでに何をしなければならないか、それはいつまでにした方がいいのか、TO DOリストを作ることから始めました。
ブログの内容
留学準備で私がしたこと
ハワイ留学前に検診を受ける
早く動き始めるに越したことはない、まずは体のメンテナンスチェックです。ハワイ現地で風邪を引いた、怪我をした、などといった海外留学保険で対応できる程度なら良いですし薬を飲んで済むことなら問題ではありませんが、ここ数年健康診断を受けていなかったので、最低限の以下検査をしていこうと思い病院の予約から動き出しました。
- 子宮がんの定期健診
- 乳がんの定期健診
- 虫歯がないか歯医者さん受診
病院の予約も自分が希望する日にすぐ取れるとは限らないですし、何か問題があればまた何回か通院しなくてはなりませんので出発ギリギリにやることではありません。案の定、小さな虫歯が出来ていることが発覚し、出発までに通って治療することができました。
支払い関係の確認
次に支払い関係です。しばらく日本にいなくなるので必要な支払いが滞らないようにしておき、また不必要な支払はなるべく避けるようにしたいところです。いつも使用しているクレジットカードが引き落とされる銀行口座の見直しから保険・税金関係の支払いなど、日本で生活する上で欠かせなかった身の回りのことからリストアップしました。
- 国民健康保険、国民年金、区民税、生命保険の支払い確認
- 海外留学保険の加入
- 自宅の光熱費など見直し
- クレジットカードの検討
- 携帯電話の契約確認
- 日本円をある程度残しておく銀行の精査
自分なりに調べたり、人に聞いたりしている中で、これがベストだなと思う私が選んだ対処方はこちらです。人によって状況は異なると思いますので私の場合ということでご参考ください。
区役所で海外転出届けを提出する
1年以上海外に住所を移す場合に可能で、健康保険や区民税の支払い義務がなくなりますので私はこの届けを出してから出発しました。国民年金は既に2年分全納していたのでこちらの支払いに関しては特に問題ありませんでした。
生命保険の見直しと海外留学保険に加入する
私は貯蓄型の生命保険に入っているのでまず担当の保険屋さんに1年間留学へ行くことをつ伝えると、これまで積み立てた分から毎月の請求を差し引いてもらう形で加入している状態をキープしつつ、月々の支払いはストップしてもらうという方法を案内してもらいました。そして、留学保険は最低限の条件で格安プランを生命保険の営業担当者に紹介してもらい加入することができました。
自宅電気の契約アンペアを下げる
私が留学中、自宅には旦那一人となりますので平日はほとんど仕事で家には誰もいません。不必要な電気代を下げるには契約アンペアを下げるのが一番なので、早速手続きをして下げてもらいました。これも電力会社に依頼をするのですぐには来てもらえません。余裕を持って動くのがおすすめです。
新たなクレジットカードを契約
メインで使用しているクレジットカードの有効期限が留学中に切れてしまう為、他に新しいクレジットカードを持つことにしました。せっかくならハワイで有効的に使えて年会費がかからないカードが良いなと思い、マイルが貯まるとかポイントが貯まるとかいろいろ調べて悩みましたが、楽天のJCBカードに決めました。JCBならワイキキトロリーのピンクラインに無料で乗車できます。また楽天にして正解だったと現地に行ってから実感したのですが、DFS内に楽天カフェが新しくできて、楽天カード保持者はそこを無料で利用することができました。コーヒーやジュースが飲めるしマッサージチェアもある、Wi-Fi環境やパソコンなども整っていて至れり尽くせり、留学中憩いの場としてや集中できる勉強の場として、フル活用させていただきました。ただJCBは、たまに利用できないローカルショップもあるので、JCBだけでなくVISAやMASTERカードもプラスしてあった方が安心です。
携帯電話の一時休止手続きとSIMロックの解除
私はauのiPhoneを使っており、半年ほど前に新しい機種に変更したばかりでした。現地で2台携帯電話を持つのは嫌だったので、日本で使っているスマホをそのままハワイに持って行き、現地でSIMを契約してハワイ仕様にするのが自分にとってベストだと考えました。
何はともあれそれが出来るのか、ついでに契約内容も見直そうとauショップの来店予約を取りました。たとえ平日でも予約無しでフラッとお店に入ったら待ち時間は2~3時間ぐらいです、と言われることが多いので、事前の予約がベターです。約1年海外へ行くので日本での契約をどうしたら良いか相談すると、一時休止という方法を提案してくれました。これまでの全てのサービスが終了となるのでまた再開するときは初めから契約のし直しとなりますが、使用していないので月々の支払いはもちろん無し、毎月数百円の手数料で自分の携帯電話番号は5年間保持できるそうです。ただ、一時休止の手続きは窓口でしか受け付けていないこと、また手続きをしたその瞬間から通話などはできずWi-Fi環境になければネットも繋がらない(つまりLINEなどもできない)そうで、ハワイ出発日に手続きすることにしました。ハワイのSIMを利用するために、事前にSIMロック解除の方法も教えてもらい、こちらも準備はバッチリです。
メインバンクに日本円貯金を統一
2つしか銀行口座を持っていませんでしたが、お給料等の振り込み先に設定している銀行口座とクレジットカードが引き落としされる銀行口座が別々だったので、それを全て一箇所にまとめてスッキリ出入りを分かりやすくしました。まとめたメインバンクはインターネットから残高確認や振込、海外送金もできるので、ハワイにいても日本にある自分の銀行口座状況を容易に把握することができました。
荷造り
身辺整理もだいぶ進んできましたので、最終段階は荷造りです。
ハッキリ言って荷造りは苦手です。
直前にならないと動かないというかできないタイプで、いつもハワイ出張や旅行のときは出発前日や当日に荷造りしていました。しかし今回は一週間で日本に帰るのとはワケが違います。持って行くものも多いですし、もし忘れ物をしてしまっても、何でも揃うハワイなので現地で調達すれば良いかもしれませんが、約一年のハワイ生活、なるべく無駄な出費を抑えて生活しなければなりません。月々の生活費の予算も決めています。持っていけるものは持って行こう、日本で調達しておいた方がいいものはこちらで買って持って行こうと決めていました。
なので、やはり必要なものをリストアップするところから始めました。
衣類
普段着るTシャツGパンからワンピースやドレスアップしたシーンにも使えそうなもの、下着、靴下など1~2週間分。万が一忙しくて一週間洗濯ができなかった場合の為に多めにしました。一番かさばる部類なので、圧縮シートが大活躍しました。
日用品
水筒(大小3種類ぐらい)、フェイスタオル2枚、洗濯ネット(下着用の小さいものやデリケートな服用に大きいものなど数種類)、お弁当箱、サランラップ、アルミホイル、ジップロック
衛生用品
化粧品&基礎化粧品は約半年分、歯ブラシ&歯磨き粉、糸ようじ、綿棒、絆創膏、カミソリ、生理用品
カバン・靴
荷物を入れるスーツケース一つと3日間の旅行は行けそうな大きなバックパック以外に、普段使いする用のリュックとちょっと出かける時用に小さめの肩掛けバックです。靴はスニーカー2足とビーチサンダル、ドレスアップシーンに使えそうだけどかさばらないヒール無しのサンダルをチョイスしました。
常備薬
たまに肌が荒れてしまうときに皮膚科で処方されていた塗り薬と飲み薬を予め病院に行って多めにもらいました。あとは市販の口内炎の薬、胃薬、風邪薬など
その他
ノートパソコン、水着、RUNウェア一式(キャップ、ウェア、スニーカーなど)
まとめ
荷造りは2~3週間ぐらいかけて少しづつ取り掛かりましたが、結局出発直前までワタワタしていました。2~3週間前に始めていなかったら確実に間に合いませんでしたね。
これにプラスして差し入れでもらった食品関係もたくさん持っていきました。ふりかけやダシ、お湯を入れるだけのスープ類、レトルトのカレーや海苔やかつお節など、基本的にはハワイでも買えますがなるべく持ち込もうとした結果、行きの空港でフライト前に荷物を量ったところ総重量が50キロ近い重さになっていました。