ブログの内容
ハワイの一般的な公共交通機関といえばザバス
留学生が車やモペット(オートバイ)を持つのは金銭的に厳しいと思いますので、ハワイでの移動はバス、もしくは自転車が主流となってきます。
旅行でハワイに来ていたときは、移動手段はトロリーやレンタカーが多く、バスの利用は上級者向けだと思っていましたし、どのバスにどこで乗ってどうやって降りたら良いのかさっぱり分かりませんでした。
またバスは日本と比べて時間通りにこないと思われがちで、正直私もそうだと思っていましたが、インターネットやアプリを駆使すると疑問や不安はなくなり、なかなか便利に使えることが分かりました。慣れてくると、むしろオアフ島をこの値段で周れるなんて安い!と思えるほどになりました。
バスの位置情報は把握できます
GoogleMAP
目的地を入力して移動手段にバスを選択すると、現在いる場所から最寄りのバス停までの行き方、何番のバスに乗ってどこのバス停で降りればいいのか、それは何個目のバス停で何分くらいで到着するのか、もちろん降りてから目的地までの道案内も全て完ぺきに教えてくれます。
ザバス2
ザバスのアプリです。
オアフ島の全てのバス路線と時刻表を網羅しています。今自分がいる位置から一番バス停が分かり、よく使うバス停をお気に入り登録しておけばいつでも時刻表がチェックでき、GPSが備わっているので自分が乗りたいバスが時刻表より遅れていることや、今どこにいてあと何分くらいで到着するのか、最新の情報が分かります。
ただこれらのアプリを使っていても、雨の日などは道が混んでたり遅れたりすることが多く、週末になると本数も減りますので、ある程度余裕を持って行動するのがおすすめです。
値上げ傾向の運賃
気になるバスの運賃ですが、年々値上がりしています。
私が渡航した2017年5月時点ではこの価格でした。
- 1回の乗車:2.50ドル
※リクエストするとトランスファーチケットがもらえて2時間以内の乗換は無料 - 1か月のザバス定期:60ドル
滞在中に少しずつ値上がりし、私が日本に帰る2018年5月にはこの価格となりました。
- 1回の乗車:2.75ドル
※トランスファーチケットは廃止 - ワンデイパス:5.25ドル
- 1か月のザバス定期:70ドル
最初の値上がりは12月頃だったと思いますが、バス移動のころはほぼ毎日ザバスを使っていたので十分もとは取れる定期代だと思っていました。それでも滞在中、毎月この金額を払うのかと思うと節約したいなと感じ、値上がるかなり前にバス定期を卒業して自転車での移動メインに切り替える判断をして良かったなと思います。
定期が購入できる場所
ちなみに定期は中旬に買っても下旬に買ってもそこから1か月ではなくその月の1日から月末までが有効期間なので、なるべく1日に買うようにした方がいいと思います。
月末になると翌月の定期が購入できますので、忘れないよう準備をしたいものです。
ワイキキエリアで定期が購入できる場所はこちらです。
ロングスドラッグ
※現金での支払
セブンイレブン
※クレジットカード使用可
乗車時に気を付けておきたいこと
飲食は禁止です
ちなみにバスでは基本的に飲食禁止です。コーヒー片手に乗ろうとしたら中身が入ってないことを確認されたことがあります。長距離移動でちょっと空腹を我慢できなかったり、バスの移動時間にサッとご飯を済まさないと授業に間に合わない等といった状況のときはコソコソ後ろの方で食べたこともありますが、ご注意くださいね。
冷蔵庫のように寒い!
バスは冷蔵庫のようにクーラーが効いているので、リュックの中には必ず長袖のシャツやパーカーを入れていました。だんだん慣れてはきますが、長い時間乗っていると、ビーチサンダルの素足がひんやりすることがありました。クラスメイトに教えてもらいましたが、一番後ろの席は案外寒くないのでおすすめです。
行動範囲が広がると世界が広がります。
バスを駆使してより充実した楽しい留学生活を送ってほしいと思います。