ハワイ留学

留学でハワイに到着したらまずはTB証明の取得

TBテスト

そもそもTBとは?

TBとは「Tuberculosis」 の略で、結核のことです。ハワイ州では以下2つの方法で検査が行われます。

  • TB skin test
  • 胸部レントゲン

MMR取得のページでも記載しましたが、TBやMMR証明を学校入学前に提出しなければならない目的は、多くの人が集まる学校という組織の中での病気の感染を予防し、さらにはそのコミュニティーや地域全体の健康を守る為になります。
ハワイ州保健衛生局の規定に沿ったヘルスクリアランス (健康証明)の提出が義務付けられています。

TB Skin testはツベルクリン反応検査の事

TB skin testとは日本のツベルクリン反応検査のことで、結核に感染している危険性がある人を判定するテストです。ほどんとの方が小さいころに受けていると思いますが、日本では結核の予防接種としてBCG(はんこ注射)が行われています。BCGは結核の重症化を予防するワクチンで、毒性を弱くした結核菌を接種するものです。なので、BCGを受けたことがあるほとんどの日本人はこのTBテストを受けると陽性の反応が出るそうです。
結果が陽性に出た場合は活動している結核がないかどうかの判定が必要となりますので、胸部のレントゲンを撮って活動結核がないことを確認しなければなりません。TB skin testだけでなく胸部レントゲンまで取ってTB証明が取得できます。

MMRワクチンは日本でもハワイでも、どちらで接種しても大丈夫ですが、このTBテストはアメリカのライセンスを保持した医療従事者またはクリニックの署名が必要となりますので、ハワイで受けなくてはなりません。

無料でTB Skin testが受けられるヘルスセンター

ハワイ州では無料でTBテストが受けられるヘルスセンターを用意してくれています。オープンしている時間帯にテストを受けに行き数日後に結果を見てもらい、証明書を受けとります。

オアフ島内では6カ所のクリニックで無料でTBテストを受けられます。ハワイ州のホームページでご確認下さい。

State of Hawaii, Department of Health
Tuberculosis Control Program
http://health.hawaii.gov/tb/tb-testing-locations-times/

ロミノハワイマッサージスクールから一番近いクリニックをご紹介します。

Diamond Head Health Center

テスト日程にTBテストを受けに行き、結果受け取り日程に証明書を受け取りに行きます。BCGと呼ばれるハンコ注射を接種していることが多いので、TBテストの結果陽性が出る事があります。陽性が出た場合は、証明書の取得にレントゲンが必要になりますので、レントゲンを取りに行きましょう。

クリニック名Diamond Head Health Center
住所3627 Kilauea Avenue, Rm. 302
Honolulu, HI 96816
テスト日程月曜日2:00pm – 4:00pm
結果受け取り日程水曜日2:00pm – 4:00pm

私の体験談

Diamond Head Health Centerはローカル向けの公衆衛生看護の部門なので無料だそうですが、ちょっとネックだったのは英語での受診になることと、受けられる曜日が決まっていることです。

そしてこのTBテストは、注射をして48時間から72時間の間に皮膚が赤くなったり腫れたり反応が出ているか結果を見せに再度クリニックへ行かなければなりませんので、最短でも2日かかります。

私は授業が始まる一週間前の火曜日ハワイに到着し、翌日の水曜日にオリエンテーションでTBテストが受けられるクリニックの詳細を知りましたので、オリエンテーションが終わり次第すぐにでもTBテストを受けに行かなければ学校へ提出しなければならない翌週火曜日の授業初日に証明が間に合わない状況でした。

まだスマホをハワイで使用できるようになっていないハワイ到着翌日、Wi-Fi環境にない場所でもし迷ってしまってもGoogleMAPで調べられず、見知らぬ土地で途方に暮れる状況を想像すると無料のクリニックに行く勇気が出ませんでした。しかも月曜日しか受け付けていないのでスケジュール的にも制限されてしまいます。

ワイキキのクリニックでTBテストが受けられます

もう一つの選択肢はワイキキエリアにあるクリニックで受けることでした。有料にはなってしまいますが、日本語での受診ができるのと、とにかく近いという利点があります。

日本人向けの日本語対応クリニックはいくつかありますが、私は学校の目の前のワイキキショッピングプラザに入っている「ケンヘルスケアクリニック」に決め、すぐに電話で問い合わせてみました。
値段は20ドル、待ち時間が無いよう電話予約になるそうですが、電話をしたその日の午後にすぐ予約ができたので、オリエンテーションが終わってから早速行くことができました。

ケンヘルスケア ハワイクリニック
KEN HEALTH CARE HAWAII CLINIC

受付には日本人スタッフの方がいてまず安心しました。
TB skin test は一瞬で終了しました。少しチクっとしましたがすぐに腫れてきたので、恐らくレントゲンを撮ることになるだろうとの事です。ケンヘルスケアクリニックからアラモアナショッピングセンターの裏にある放射線診断科を紹介してくれ、そこに行くように説明を受けました。

クリニック名ケンヘルスケア ハワイクリニック
所在地2250 Kalakaua Avenue, Waikiki Shopping Plaza Suite 407, Honolulu, Hawaii 96815
診療時間月曜-金曜 8:00-17:00 土曜 8 : 00-12 : 00
電話番号808-367-0513
ホームページhttps://www.kenhealthcare-hawaii.com

レントゲンを取りに行く

なんだ、結局は他のクリニックに行かなきゃいけないのね、と思いましたがアラモアナならそこまで遠くないし慣れている場所なので余裕です。

テスト中の腕を強くこすったり掻いたりしないよう注意点を聞き、結果をケンヘルスケアクリニックへ見せに来る次回の診察予約をその場で取りました。アラモアナのクリニックが16時半までだそうで、同じ日に行けるようケンヘルスケアは14時半にしてもらいました。

二日後の金曜日、ばっちり1cmぐらいに赤味の反応が出た腕を見せにケンヘルスケアクリニックへ再度訪問し、すぐにその後アラモアナへレントゲンを撮りにバスで行きました。
(スマホは既にハワイ仕様済みだったのでどこのバス停から何番バスに乗ればいいかしっかり調べられる万全な状態です。)
アラモアナでは日本語が通じないクリニックでしたが、書類を持っているので私が何をしに来たのか最低限の英語で通じました。無事にレントゲン検査も終わり、活動結核はないという検査結果の書類をもらってようやくTB証明が取得できました。

かかった費用

やれやれ、やっぱり余裕を持ってハワイ入りした方が良いな、とつくづく実感しました。ちなみにレントゲン検査は50ドルぐらいでした。

TBテストにかかった費用
  • TBテスト:20ドル
  • レントゲン:50ドル
ABOUT ME
Satoko
2014年からロミロミ留学アドバイザーとして仕事をしてきました。皆さんにロミロミ留学の魅力をお伝えしているうちに私自身もロミロミ留学をしたいと思うようになりハワイ留学を決断し、2017年から2018年の約1年間ロミノハワイマッサージスクールへ留学してきました。現在は日本に戻ってきてアドバイザーとして実体験をもとに相談に乗らせて頂いたり、アドバイスをさせて頂いています。
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