テストを終えて試験会場を出たらすぐにしたのは、携帯を取り出しメモ機能にどんな問題が出題されたか記憶にある限り全てを書き出すことでした。英語には自信がありませんがどんな問題でどんな回答があったのか、4つある選択肢の回答を全ては覚えていないので自分がこれだと選んだものや、ちょっと自信のない回答まで、単語の端々だけでもできる限り全部です。
ライセンステストの傾向とは
テストは100問あり、4つある回答から1つを選択するマーク式です。
テスト対策クラスで100問の内訳、どの分野がどのぐらいのボリュームで出るかは事前に把握できますが、Prometricのテストは数種類のパターンがあるそうです。比較的シンプルな問題が多いものや長文問題ばかり等いくつか傾向があるそうで、同じ試験日に同じ試験会場でテストを受けるといっても全く同じ問題じゃないんだとか。カンニング防止なのかなと思いますが、テスト開始から30~40分で退出した私の隣の席の受験生と、解くのに2時間かかった私とでは、違うテスト内容だったに違いないと思わずにいられません。。。
レギュラーとウォークインのテスト
既にテストを受けた先輩の実習生からクリニックで一緒になればいろいろと経験談を聞けると思います。実際に私もどんな感じだったのか先輩からアドバイスをもらいました。
これまでテストを受けてきた先輩たちの感想からすると、テストには難しいときと簡単なときがあるんだとか。「シンプル問題」と「長文問題」の割合になるのかもしれませんが、テストは毎年3月・6月・9月・12月の年4回レギュラーで開催される以外に、ウォークインでほぼ毎月数回テストが受けられます。年4回開催されるレギュラーのテストとウォークインでは、ウォークインの方が難しいらしいという噂を聞きましたので、12月のレギュラーのテストに向けて頑張っていましたが、正直私にとってはレギュラーのテストでも難しいと感じました。。
テストの傾向以外に、試験会場は寒いので上着を持参した方がいいと教えてもらい私はパーカーを持っていきました。経験豊富な先輩のアドバイス聞いて、準備万端で試験に臨みましょう。
具体的なテスト内容について
一緒に受けたクラスメイトにもどんなテスト内容だったかお互い聞き合っていると、私たちは前後に着席しましたが恐らく同じテストだったようです。ざっくりですが、出題された問題の一部を紹介します。
- 人体で最も大きい器官はどれか
- 掌の骨はどれか
- 腱の機能とは
- 大動脈とは
- 首、胸部、上背部に流れるのは何動脈か
- 「Homeostasis」とは
- 使ってはいけないお湯の温度
- スウェデッシュマッサージをする方向について
- 何故お腹のマッサージの方向はきまっているのか
- ベッドシーツはどのように保管しておくべきか
日本語で書きましたが実際には英語で出題されます。問題だけ読んでも全く意味が分からない問題も多々あり、そういうときは4つの回答全てを確認して最も適切な回答を選択します。英単語や文法の理解度など、英語力の差によっても難しさは変わると思います。
どんなテストだったかを正確に先生たちへ報告することで、テスト対策向けの練習問題を更に充実させることができます。そうなれば後々テストを受ける後輩生徒さんたちの情報量もより多くなります。ロミノハワイマッサージスクールの練習問題がグレードアップすることで合格率も更に上がるといいなと思います。
正直な感想
覚えている限りのテスト内容を思い出し、メモを取り終えてようやく一息。テストを終えた正直な感想は、満点は取れないという残念で確かな手ごたえでした。
分からなかった、合っているか自信がない、という問題がとても多かった為です。「最短でテストを受ける」目標を叶え、次は「テストで百点満点」を目指し頑張っていましたが、満点どころか75点の合格ボーダーラインギリギリでは!?という受かっているのかも不安になるほど溜息しか出ませんでした。
一緒にテストを受けたクラスメイトと「難しかった!!」と口を揃えて言い合いましたが、もう終わったのだから騒いでも仕方ない。そのままハワイアンスイーツを堪能して家に帰宅、数日我慢していたビールを心置きなく飲みテスト勉強から解放されたささやかな打ち上げを楽しみました。