ロミノハワイマッサージスクールが運営するハワイマッサージクリニックでの実習時間が420時間に到達すると、ハワイ州のマッサージライセンステストを受ける受験資格が得られます。
ブログの内容
ライセンステストまでのステップとは
受験資格が得られたらライセンステストの申込みを行いますが、すぐにテストを受けられるわけではありません。テストを受けるまではいくつかステップがあります。
- 受験資格(420時間の実習達成)が得られる
- ライセンステスト受験申請書類を整える→学校へ依頼
- ライセンステスト受験の申請をする→DCCAへ
- 申請が承認され、DCCAから通知レターが届く
- ライセンステストの申込をする→Prometricへ
- 申込が受理され、Prometricから受験票が届く
- ライセンステストを受ける
受験申請はDCCAへ、テストの申込はPrometricへ
DCCAとは・・・ハワイ州政府のマッサージ部門
Prometricとは・・・ライセンステストを開催している民間企業
受験資格を得てからテストを受けるまでになかなかのステップがありますが、ようは受験の申請をDCCAにしてから、テストの申し込みをPrometricにするという、二つの機関を経てテストが受けられる流れになります。一つ一つ書類の記載漏れや不備などがないようにしっかり着実に準備を進めることが大事です。
申請書類一式を学校へ依頼する
まずは受験申請を行う為の書類が必要です。学校側が準備してくれるので、その書類一式パッケージを作成してもらうよう学校へ依頼します。
依頼方法は、クリニックの受付に「ライセンステスト申請パッケージリクエストフォーム」という用紙があるのでそこに書類受取り希望日や住所などを記入して提出します。
学校へ依頼する上で注意したいこと
書類受取りに一週間かかります
書類の受取りは希望する日の一週間前に学校へ提出しなければなりません。自分がいつDCCAへ申請に行きたいのかを決めて、そこから逆算していつまでにこのライセンステスト申請パッケージリクエストフォームを学校へ提出しなくてはいけないかを事前に把握しておくことも重要になります。
自分の実習アワーは自分で確認
リクエストフォームには受験資格の実習420時間がいつ達成するのか予定日も記載しますので、自分が今何時間ぐらいの実習時間になっているかも把握しておかなければなりません。
クリニックでは、毎日何時にチェックインして何時にチェックアウトしたかを記載するタイムカードがあります。私はいつもそのタイムカードを写メで控えておき、自分で作成したエクセルシートに記載して時間数や何人のお客様をマッサージしたか自分で分かるように管理していましたが、生徒さん一人一人の実習アワーなどを見られる管理画面があるので、そこにアクセスして自分の実習アワーを確認しておきましょう。
テストに向けて計画的に実習アワーを積む
ライセンステストの試験日と申込みの締切り日は決まっており、そのスケジュールはクリニック内に貼り出されてシェアされています。
私は最短のスケジュールでライセンステストを受けたかったので、自分が受けたいテストの申込み締切り日に向けて実習アワーを達成できるようにほぼ毎日フルタイムでクリニックでの実習を行っていました。もし体調不良など何かあり実習を休まなければならないことがあったとしても、数日くらいなら間に合うようテスト申込み締切り日の一週間前に420時間になるよう設定してシフトスケジュールを計算し、その通り実習をこなしてきました。
テストの申込み締切り日に間に合えばその試験日に必ず受験できるとは限らず、満席になってしまったら次の試験日になってしまうそうです。自分が受けたい試験日が決まったら、そこが満席になってしまうかもしれないことも考えて早めに早めに行動することがおすすめです。
自己管理が大事です!
その結果、自分の中で設定した通りの締切り一週間前に420時間達成できることが分かったので、受取り希望一週間前にライセンステスト申請パッケージリクエストフォームを学校に提出することができました。
毎日のように管理画面や自分で作成したエクセルシートをみて実習の時間数とにらめっこ。
体調を崩して休むことにならないよう体調管理には特に気を付けた、緊張感のある日々でしたがようやく達成できたときは本当に嬉しかったです。
朝から晩まで忙しくしていたのでまともにテスト勉強ができたのは週末ぐらいでしたが、試験日が確定するにつれ、いよいよ勉強も本格的にしなければならないな、という焦りも生まれ始めた、テスト本番2か月前の頃でした。
テストの受験資格は実習420時間ですが、アドバンスコースの授業時間や合同練習会の時間もこの実習アワーに加算されますので、厳密に言うとクリニックでの実習は大体350時間くらいになります。これも管理画面を確認したら分かりますので、しっかり把握しておくようにしましょう。