サポートドキュメントとは
ビザ申請の際のサポートドキュメントは補足書類のことで、留学する理由や帰国後にどのように活動する予定かを書き記した書類でカバーレターと呼ぶこともあります。M-1ビザやF-1ビザなどの留学ビザは非移民ビザになりますので、留学で学んだあとは日本に帰国して学んだことを活かすというのが大前提になっています。サポートドキュメントは留学終了後は必ず米国を出国し、日本に帰国する強いつながり(社会や家族関係等)があることを証明する内容である必要があります。
米国大使館の説明
米国大使館のホームページに記載されている補足書類についての説明を一部抜粋して紹介させて頂きます。
領事は申請者の具体的な意志、家族の状況、自国での長期的な展望や将来の見込みなどを検討します。
本国に財務的、社会的、家族的な強いつながりがあり、米国での留学プログラムの終了後に確実に帰国することを示す書類。
補足書類は領事が面接で考慮する多くの要素の一つに過ぎない、と記載されていますが、
このような内容を大使館面接でしっかり説明ができるかどうか何とも言えないので、事前に補足書類を準備しておいた方が良い思います。
どんな内容を書くと良いのか?
ロミノハワイマッサージスクールお申込み後にメールで送られてくるM-1ビザ取得ガイドラインにサンプルなどの書き方が案内されていますので、それを見ながら自分なりのサポートドキュメントを作成しましょう。例えば、以下のような内容などが盛り込まれていると良いと思います。
- なぜロミロミマッサージを学ぼうと思ったか
- なぜハワイへ留学必要なのか
- 日本に戻った後はどうしていきたいと考えているか
領事に読んでもらうサポートドキュメントなのでもちろん英語で作成しなければなりませんが、まずは日本語で作成して、その後英文にするという作業が良いと思います。
私の経験談
早速、自分自身がなぜロミロミをハワイで習得しようと思ったのか、そもそもロミロミというマッサージを知ったきっかけや留学するまでに至ったこれまでの経緯をワードで書きおこしてみました。
初めてハワイでロミロミを受けたときの感動や、日本ではなくハワイで学ぶことの意義や日本に帰ってからの予定など、一通り私なりのストーリーを書き上げ、一息ついて全体を確認してみるといつの間にかワード2枚分のボリュームになっていました。
作成する上で気を付けたポイント
サンプルが1枚だったので、なんとなくそれぐらいシンプルにまとめた方がいいかしらと思い、無駄なストーリーはどんどん省いていきました。次から次へとビザ申請者の面接をする領事のことを考えると、ただの自分のロミロミ留学物語ではなく、しっかり要点がまとまっている方が読んでもらいやすいですよね。
ただ大事な部分を省いてはいけません。特に日本に帰国してからの展望は、より具体的に書いた方が良いと思います。
無事に完成!
なんとか1枚のワードに収まるぐらいのボリュームにはなりましたが、清書してみると自分の住所や大使館の住所や宛名、日付など段落にごとに入れていくと結局2枚にはなってしまいましたが。。
最後にスペルミスや文法ミスがないように十分注意して見直しをしてください。英語を母国語とする人に校正碓認をしてもらえるとベストです。私はアメリカ在住経験のある英語ペラペラの知人にお願いして無事にサポートドキュメントの作成もクリアしました!
サポートドキュメントは日本語で自分で書き、英訳を付けて提出する方法もあります。本来の自分が伝えたい事が英訳によってニュアンスが代わってしまう事もありますので、日本で作って英訳を添えるという方法もあります。