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ハワイ留学を検討中の方へ

留学のメリットとデメリット

大好きなハワイで大好きなロミロミマッサージを学ぶ。楽しく充実した留学生活になることは間違いありませんが、ロミロミ留学に限らず海外への留学は決して良いことだけが待っているわけではありません。もちろんメリットの方が多いですが、デメリットや気を付けておくべきことはあります。デメリットがあるからといって留学を諦めてしまったらもったいない。それらに対してしっかり知識を付け、事前に対策を立てておくことができればらそこまで大きな障害ではなくなると思います。私が実際に体験して感じたメリットやデメリットをご紹介しますので、是非ともあらかじめ知っておいていただきたいと思います。

留学のデメリット

  • 貯金が減る
  • 収入が無くなる
  • 仕事を辞めなければならない
  • 家族や友人とすぐに会えなくなる

ハワイへのロミロミ留学を決断する前にまずこれらの不安が頭に浮かびました。しかし金銭的な不安は十分な貯金をしておくことで回避でき、職場の人や家族としっかり話し合い周りの理解を事前に得ておくことで解消できます。

対策①十分な貯金

留学全体でかかる費用はどれくらいなのか、ある程度の目安はありますが貯金は多いに越したことはありません。
無駄遣いはしない、節約をしてギリギリの費用でやりくりする。勿論それも良いと思いますし、ハワイにはお金をかけなくても楽しめる大自然が溢れています。
でも、1年間無収入となり貯金だけで生活を送る、しかも家族と離れ海外でたった一人。想定外のことなど何が起こるか分からないですし、せっかくの海外でしかも大好きなハワイに暮らしているのでしたら、その時でなくては体験できないことは体験しておいた方がいいし、食べたいものは食べて行きたいところには行きたいものです。
また日本に戻ったらすぐにサロンを開業したい、ちょっとのんびりしたいのですぐに収入がない、といった帰国後の状況まで想定して、十分な貯金を準備してから留学することをおすすめします。

対策②仕事はしっかり引継ぐ

これまで勤めた会社を退職する人は多いと思います。職種によっては繁忙期、決算や人事のタイミングなど、ベストな留学時期を決める判断材料にもなると思いますが、何よりも自分の仕事を責任もって引き継ぐことができればスムーズに次のステップへ進むことができると思います。
私の場合は日本で留学セミナーを担当してくれる後任スタッフを一から育てることでした。私の留学目的は留学アドバイザーとして留学を経験することで更なる知識を得ることが大きな目標の一つでしたが、日本を不在にしている期間中にもハワイへロミロミ留学を検討する上で情報を収集している方はたくさんいらっしゃり、その方たちの為にもセミナーを一時中止にすることはできませんでしたので、出発前日のギリギリまで仕事をしていましたがしっかり引き継ぐことで自分自身が安心して留学することができました。

対策③周囲の理解を得る

日本とハワイの時差はありますが、すぐに会えない寂しさもインターネットさえ繋がっていれば、今は海外にいても無料で通話できるツールがたくさんあるので非常に便利です。
自分のやりたいことや将来の目標が明確で、しっかりそれを共有できていれば温かく見守り帰りを待っていてくれる家族の存在は支えになりますし、SNSなどで自分の状況をシェアすることでそれを見てくれる友人が応援してくれて励みになったり、普段から会う機会が少ない人でもハワイでなら!ということで数年ぶりにハワイで再会したり、ハワイは人と人を繋げてくれるパワーがあります。
私は旦那を日本に置いて単身留学でしたので、一番のネックはしばらく旦那と離れることでしたが、いざ留学を終えてみると、それぞれの場所でそれぞれ一人で頑張ることでお互いが強くなることができました。長い人生ずっと一緒にいることを考えると、その中でたったの1年間は思えばあっという間ですし、「お互い成長できたね」と言えた、とても貴重な良い機会でした。

実際に留学して感じたマイナス点

その他に、実際にロミロミ留学をして感じたマイナス点もデメリットとして挙げたいと思います。

治安

日中でも日本人観光客は狙われます。ガイドブックには夜のチャイナタウンは行かないなど書かれていますが、ワイキキも含めてどこのエリアでも夜の一人歩きは危険です。

物価

世界有数の観光地なので仕方ないとは思いつつも、収入の無い留学生が生活するには時に高すぎると感じました。

道路状況

ワイキキや大通りでも凸凹があったり大きな穴がそのままで整備されていない道が多いです。雨上がりは水はけもとても悪いので、特に自転車走行の際は注意が必要です。

移動手段

モノレールが建設中ではありますが基本的にハワイの公共交通機関はバスだけと少ないです。オアフ島全域にバスの路線は対応していますが、やはり車に比べると移動に時間がかかるなと感じました。(東京が便利すぎる、ということもあります。)

留学のメリット

デメリットやマイナス点は確かにありますが、ハワイへロミロミ留学して良かったと感じたこと、メリットの方が圧倒的にたくさんあります。

  • 本場のロミロミの技術を習得できた
  • 解剖学など体のことを学べて知識が増えた
  • 英語でコミュニケーションを取れるようになった
  • 日本での普段の生活から離れることで勉強に集中できる
  • 環境が変わり様々な人と出会い交流することで価値観が広がった
  • 現地の人と生活を共にすることでハワイのローカル文化やアメリカならではの文化に触れられる
  • 旅行ではなかなか行く機会がないようなローカルスポットや穴場に行けた
  • オアフ島以外の離島やメインランドへ安く行ける
  • 物価の高いハワイでの楽しい節約術を身に付けられた
  • 親友と呼べるほどの仲間ができた
  • 家族と呼べるほどのルームメイトに出会えた
  • 自分自身としっかり向き合える時間が増えた
  • 体を動かす機会が増え、早寝早起きが習慣となり、約1年の留学期間中一度も風邪を引かず健康的に過ごせた
  • たくさんの虹を見ることができた

ロミロミ留学が目的なので、本場の技術や体のことなど専門的な勉強や、英語を習得することは留学に行く前から頑張ろうと思っていることでしたが、それ以外にこんなにたくさんの良いことがあるとは思いもしませんでした。
中には考え方一つでデメリットと感じてしまう部分もあるかもしれませんが、日本との違いを楽しもうといった心構えでいることがオススメです。

カルチャーショックも楽しむ

時差、気候、言語、文化などいろいろなことが日本と異なる海外では、これまでの生活環境、生活習慣が変わることになるので良くも悪くもカルチャーショックを受けることがあります。
身近なところでいうと食生活ですが、日系文化のあるハワイでは日本の食生活がとても親しまれ、日系スーパーも多く手軽に日本の食材を手に入れることができるので、日本食が恋しくなることはあまりないかもしれません。私がホームステイしたハワイアンのホストファミリー宅では普通にお箸が用意されていて、白米の食事が多かったです。
ただ日本で朝食と言えば、ご飯・味噌汁・納豆や、トースト・目玉焼き・サラダ・ヨーグルトなど、決まった定番メニューを食べる習慣があると思いますが、ハワイアンのご家庭には朝食といえばこれ!と特に決まっている定番はなく、食べたいものを食べるという感じだそう。朝からチャーハンとカリカリベーコン、夕飯にハンバーガーとポテト。「あれ?これランチっぽいよね」と思ってしまうこともありましたが、固定概念は無くして「ここではこうなんだ、面白い!」と思って楽しみます。
ホームステイの次はルームシェアでアメリカ人のルームメイトと過ごしたのですが、そこで少し困ったのはお皿です。基本的に大皿のワンプレートスタイルのザ・アメリカンな食事のルームメイトなので、必然的にその家のお皿も大きくて平たいタイプばかり。ルームシェアでは自炊だったので、和食を作りたくてもお味噌汁を入れるようなお椀や、煮汁たっぷりの煮物に丁度良いちょっと深めの器などがあまりなくて、食器のニーズも異なるんだなと思いました。たまたま以前そこにステイしてた日本人のルームメイトが置いていった1人用のお鍋があったのでそれを使わせてもらいましたが、とても重宝しました。

またホームステイだとご家庭によって様々なルールがあると思いますが、洗濯機がとても大きいので洗濯するのも洗濯物が溜まってからということで洗濯は週に一回だったり、日本と同じ感覚でいてはいけないなと思いました。下着や靴下などは最低1週間分は必要です。

異文化コミュニケーションを楽しむ

最初は少しドキドキ緊張しましたが、とても素敵だなと思った文化は「ハグ」です。親しい人とだけでなく、初めましての人とでも挨拶にハグをする文化は、相手とすぐに打ち解けられる感じがして私はとても好きです。
また日本では夏だけのバーベキューですが、年中常夏のハワイは仲間が集まればとりあえずBBQ!何かしらお祝いなどがあればBBQで乾杯!と、毎月数回はバーベキューをしているイメージです。日本と違い公共の公園にバーベキュー設備があるので、利用料など支払うことなくいつでも誰でも気持ちの良い公園でバーベキューができます。ハワイでのバーベキューは日本とは違い食材を全て焼き終わったら皆で一緒に食べます。お肉を焼いてくれてる人に敬意を払うという素敵なローカルスタイルがあるのですが、焼きたてを食べたい私は何度もつまみ食いをして怒られたときもありました(笑)。

新しい価値観に出会う

日本では周りの空気を読んだり、遠慮したりしますが、ちゃんと自分を主張することも大事なんだなと感じました。言わなくても察してもらえる、気付いてもらえる、それではダメです。分かってもらおうと待っていても言わなければ分からないので、ちゃんと自分から発信しなくては伝わりません。
それがマイナスなことでも飲み込まず、嫌なことは嫌だとちゃんと相手に伝えることも、自分のことを分かってもらう為に必要です。ワガママだと思われるかもしれない、嫌われるかもしれないと、これを言ったら相手がどう思うかを気にしてなかなか伝えられないこともあるかもしれません。でも、言われてどう思うかは相手が決めることです。思い切って話してみたら相手は案外気にしていなかったりするものです。どんどん話すことでお互いの理解も深まるので、思ったことはしっかり発信することが大事だと思いました。

もし強いこだわりがあったり、それを変えたくないと頑なになってしまうとこれまでの生活と比べて著しい環境の変化について行けなくなってしまうかもしれません。自分は何のために留学をしにきたのか、その経験を活かしてその後どうするのか、しっかりと目的意識を持っていれば、すべてのことは良い経験になると感じられると思います。

最後に

レインボーステートと呼ばれるハワイではたくさんの虹を見ることができます。旅行で訪れる数日でもそう感じるほどなので留学期間中には一体何回見られるのか、カウントしていたことも忘れるぐらい本当にたくさん見られました。

Rainbow makes me feel happy.

ローカルにこう言うと、雨上がりには当たり前の光景だからなのか、虹がそんなにスゴイのか?という反応をされたこともありましたが、約1年間ハワイで暮らしていても虹を見るといつでも元気になれる、虹はやはり特別な存在でした。虹に対して同じように感じる人は多いんじゃないかなと思います。いつでも気分が上がる虹をたくさん見られることは、ハワイ留学をする大きなメリットの一つだと感じます。

ABOUT ME
Satoko
2014年からロミロミ留学アドバイザーとして仕事をしてきました。皆さんにロミロミ留学の魅力をお伝えしているうちに私自身もロミロミ留学をしたいと思うようになりハワイ留学を決断し、2017年から2018年の約1年間ロミノハワイマッサージスクールへ留学してきました。現在は日本に戻ってきてアドバイザーとして実体験をもとに相談に乗らせて頂いたり、アドバイスをさせて頂いています。
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